【多少ネタバレあり】映画レビュー:貧困家庭からラップで成り上がる。「WALKING MAN」

雑記
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うぇいよー、桃莉瑠衣です。

台風19号の上陸でろくに外出できませんので、暇つぶし兼布教でブログを書いております。

元々ヒップホップが好きな僕ですが、映画に関してはほぼノータッチでした。

ですが、今回は多少影響された形で、人生初の「実写映画をスクリーンで見る」という実績を解除しました。

それは「WALKING MAN」という作品です。

映画「WALKING MAN」公式サイト

というのも、フリースタイルダンジョンSeason7 Rec2(2019/10/8-)にて、マンスリー審査員として、MCにして今作品の監督「ANARCHY」さんが登場。

これは見なければ!!

と思い立ち、平塚に足を運ぶことに。

ここから先は多少のネタバレや出演者の立ち位置などが載っています。中間のストーリーなどは割愛しますが、ネタバレが無理という方はブラウザバックを推奨いたします。
↓こちらは予告トレーラーです。

舞台は川崎市、主人公家族は母子家庭

この物語の舞台は神奈川県川崎市の東口周辺~海側。

チネチッタやさいか屋跡地の駐車場周辺が舞台の一部として使われています。

居住している地域や職場はおそらく「池上町」周辺と思われます。

ちょうど「BAD HOP」のルーツとなっている地域です。

 

主人公は、吃音持ちで人前で上手く喋れないというハンデを持つ「左巻アトム(野村周平)」。

父親は借金を残して亡くなり、母・真由美(冨樫真)と妹・ウラン(優希美青)の3人暮らし。

アトムは廃品回収(特殊清掃含む)のバイトをしており、母親も夜勤で生計を立てるという極貧の母子家庭。

しかし、母親が事故に遭い脊髄損傷状態で、今後歩けなくなる可能性もあるほどの大怪我。

そんな深刻な話の中、ソーシャルワーカーの「柳下勝弘(星田英利)」が保険や制度について色々アトムに対し質問攻め。当然アトムはまともに応答できず。

この時点で「うわあこいつ腹立つ奴だな~~」と思いました。

そして、保険証の期限切れや保険料の滞納にジャンジャン突っ込みを入れまくり、

「自己責任って知ってる?」

というもはやお決まりの台詞。

ちなみにこの「自己責任」という言葉は話の前半で数回主人公家族に対して投げかけられます。

そしてこの言葉は、後々のアトム自身に影響を与えていくことになります。

ユニークな配役、食らう劇中歌。ヘッズ興奮必至。

アトムがとある家の不用品回収に向かった時に、ふと目に留まった1枚のフライヤー。

そこでMCバトルの存在を知り、クラブに向かうアトム。

そこではライブも行われており、歌っていたのはLeon Fanourakis

その後にバトルが始まり、司会進行役として登場したのは、「フリースタイルダンジョン」で司会進行役を務める「サイプレス上野」

Season5から見始めた人間からすると、かなり安心感があります。

もう安心感がすごいです。

そして、バトルで出てきたのは、第10回高校生RAP選手権覇者「じょう」。

Tips:MCバトルの掛け声について

MCバトルの開始時にDJに楽曲をかける指示を飛ばす際、色々な掛け声があります。

映画「8Mile」では「Spin the shit!」というのがそれです。MAD動画の空耳「ヒガシ」で有名ですね。

BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」でも同じ掛け声。

YouTubeの公式チャンネルで公開されているMCバトル(戦極・凱旋・ADRENALINE)では「Ready Fight!」と普通に格闘技ライクな掛け声が多い気がしますね。

他にも「Bring the beat!」という掛け声もあります。

ちなみに劇中では、フリースタイルダンジョンで使われている「ぶっかませー!」がそのまま使われています。

スラム街・貧困家庭・ラップ・・・まさに日本版8Mile

バトルはオープンマイクのような形式で、観客が飛び入り参加できる形式のもの。

それにアトムは突然参戦することに。

元々吃音もあり、ラップもやったことがないアトムは当然何も言えず。

このシーンを見たときに「日本版8Mileやんけ!!」ってなりました。

他にも「スラム街・貧困家庭」という境遇、そして「ラップ」という物語の根底。

まさにそのものです。

関連楽曲

また、劇中歌として監督自身の楽曲を始め、いろいろなアーティストの楽曲が使われていますが、一番食らったのは、BAD HOP「Ocean View」

封切り当日に見に行き、ガラガラの映画館で一人悶絶していたのは内緒です。

なお、劇中にBAD HOPの一員、というかリーダー的存在の「T-Pablow」も出演しています。

そして、監督自身の楽曲も当然あります。映画と同名の「WALKING MAN」

この楽曲が収録されたアルバムもリリースされています。

総評:あっさりと見せかけて濃厚。やられた。

というわけで封切り当日に見た感想なのですが・・・

2時間弱の映画にガッチガチに色々なものが詰まっており、正直理解が追いつきませんでした。

母親、妹、職場の先輩、そしてアトム本人に降りかかる災難が尋常ではない。

これは実際に見てもらわないと・・・わからないと思います。

自分もおそらくもう1回くらいは見に行くと思います。

ちなみに楽曲をメイキング映像でチラッと見られますが、スクリーンで実際に聞くとガチ泣きできます。

野村周平のラップ歌唱シーンが初解禁!ANARCHYがラップ指導 映画『WALKING MAN』本編映像&メイキング映像

あとはこの映画を見たい!と思ったときは、ANARCHYさんの楽曲を聞くことをお勧めします。

Amazon Musicをはじめ、Spotify/AWA/Apple Musicなど、定額配信サービスで聞けます。

Anarchy – Fate (日本語字幕版)MVA09 BEST HIP HOP VIDEO 受賞作品

というわけで、ボリュームは前回の記事の半分ですが、以上となります。

本当は別のネタをやるつもりだったんですが、この映画が衝撃的すぎて・・・

それでは。

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